すでに時代は令和を迎えていますが、平成最後に投稿した「長所な短所、新たな長所」という曲についてこの記事で述べたいと思います。今回は歌詞メインの記事で、少々真面目な話になります。曲作りについても少し触れます。
この曲は、自信を失い、自身を見失い、自分はこれからどうすればいいのかと悩んでしまった人が、少しでも元気を取り戻してくれたら良いなという想いを込めて制作しました。いろいろな性格の人がこの世界にはいると思います。優しい人、厳しい人、真面目な人、適当な人、悲観的な人、楽観的な人。挙げるとキリがないくらいに様々な人がいるでしょう。そして、どんな人にも短所や長所があります。
自分の短所はなかなか好きになれないかもしれません。どんなに頑張ってもうまくいかなくて、自分を嫌いになってしまうこともあるかもしれません。でも根本的に悪人でなければ、どんな性格にも良い悪いは決められないと思います。嫌いな短所も良いふうに作用することがあるかもしれませんし、自分の気づいていない長所もあると思います。
自信を失い、自身を見失い、自分はこれからどうすればいいのか。そういうふうに悩んでしまったときは、自分を見つめ、自分を認め、自分の自然体の魅力を見つけるチャンスかも知れません。自分の悪いところが見えすぎてしまうなら、落ち込みすぎず、それはそれと認め、良いところにも目を向けると自分を認められるかもしれません。少しずつ成長していければ良くて、無理しすぎなくてもいいんだと思います。
とまあ、こんな想いを曲にしました。今回の曲作りでは、思いついたままを歌いながらメロディと歌詞を同時に作っていき、あとでDAWでうまい具合に完成させていきました。落ち着いた心地よい曲を合わせたかったので、アコースティックギターの弾き語り風で穏やかに制作してから、ドラムやベース等も入れていきました。ミクさんの歌い方の調声は結構こだわり、自分の歌い方を再現するような流れで作り込んでいきました。
いろいろな人がいると思いますし、この曲の歌詞とは違う考えを持つ人もいるかもしれませんが、これは珠木だるまという趣味でボカロ曲を作っている者の一つの考え方です。この曲を聴いてくださった方が、少しでも元気になっていただけたなら嬉しい限りですし、何か長所や短所などについて考えるきっかけにでもなっていただければ幸いです。単純に曲の雰囲気だけを楽しんでいただけても嬉しく思います。聴いてくださった方がいると作者としてはそれだけで幸せです。
最後までお読みいただきありがとうございました_( ・д・)_/